今は無き『ナナサンマル』
沖縄最終日の夜はほぼ決まって久茂地界隈で飲んでいる。
飲み屋も多いし空港へのアクセスもいいからである。でも、マンネリでつまらない・・・
空港へのアクセスがいいという条件は外せないが、たまには別な場所で最後の晩餐を楽しみたいものだ。
というワケで、今回は小禄でヤルことにした。
小禄駅につく寸前モノレールから提灯らしきモノが見えたので、一先ずそこへむかってみることにした。
店に近づいてみると賑々しくオリオンビールの提灯がいくつも提げられていた。
気取らない居酒屋然とした店構えが気に入り、73と書かれた暖簾をくぐり入店。
「いらっしゃいませ、申し訳ないんですが今日で店じまいなので、今日は“2,000円飲み放題+おつまみ”しかないんですが、よろしいですか?」と店員
いいも悪いもない。願ったり叶ったりということもないが、オレにとっては今日が最後のオキナワ、その最後の夜に今日で最後の店で飲む。
面白いめぐり合わせではないか、そうそうある展開じゃない。
「いいよ」と返事をするかわりに、常盤(泡盛)を注文した。
“2,000円飲み放題+おつまみ”というシステムがいまひとつ解らずにいたのだが、やがて注文もしていない餃子がでてきたので理解できた。
何品でてくるかわからないが、頃合をみながらおまかせで色々だしてくれるワケだ。
要は残飯整理なのだろうが、客にしてみれば面倒なつまみを選ぶ手間もなくひたすら飲みに徹することが出来る。しかも飲み放題で、2,000円なら悪い話じゃない。
ひとつ白状するとオレは、つまみを眺めどう食べようか想像しながら飲むのが好きである。
例えば餃子なら
(一つ目はひと口でパクっと、二つ目は箸で切り刻んで、三つ目は皮をひん剥いて、そして四つ目は・・・・ヒヒヒヒヒヒ)
という具合に
餃子を眺め回しながらニヤニヤしていたら、ドンッ!と二品目がでてきた。
(そろそろ箸くらい握らないと怪しい輩だとおもわれて通報されちゃうかもしれないな)
と箸に目をやると、どこかで見たような箸袋。
なんと昨夜行った“あしびうなぁ”と同じりょう次ファミリーの店で『ナナサンマル』という店だと判明した
明日で店じまいという店の名前について聞くのもどうかと思ったが、そこは観光客の強み(?)である。聞いてみた。
沖縄県ではかつて右側通行だった。それが1978年7月30日に本土と同じ左側通行になったそうである。
そう、ナナサンマルはその7月30日が所以だとのこと
気がつくといつの間にか隣にはおばさんが座っていた。話しているうちに近所に住む常連客であることがわかった
このおばさん、飲み歩くのが趣味というような人で、那覇の居酒屋事情に非常に詳しく興味深い話を色々聞かせていただいた
記事にしたいネタもいっぱいあるんだけど・・・・
こういう酒好きの女性が足しげく通うお店がなくなってしまうというのは悲しい
何はともあれ『八合一升』には是非行ってみたい(う~ん話にまとまりがないなぁ、他人が見たんじゃ意味がわからん)
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